痛風治療薬

痛風発作が発症して、自分が痛風だとわかって病院へ行きます。

病院で痛み止めの薬(ロキソニンやボルタレンなど)や冷湿布を貰って帰ります。
痛風初期症状の頃でしたら、10日もすれば激痛と腫れは治まります。

やれやれ・・なおった治った!

よおし、がんがんビールを飲むぞォ!!

ところが、次に病院に行った時、これでもう病院に来るのは最後にしようと
思っているのに、先生はこんなことを言うのです。

「さあ、これから治療開始ですね」

はあ?

痛風発作が治ったのに、治療開始とは、これ如何に?

なんだかワケのわからない禅問答みたいですが、
要するに、痛風というのは足が痛くなるだけの病気ではない、ということです。

つまり・・かんたんにいうと、痛風とは代謝の病気なのです。

体内の細胞が代謝するときにできる老廃物が尿酸です。
この尿酸が血液中に溢れすぎていたり、または尿酸の排泄が
うまくいかなかったりする病気です。

何年かに一度、足などが腫れあがったりするのは症状の一例で、
本当に怖いのは、尿酸が内臓などに溜まり始めてきて、
内臓の機能が落ちること。
あるいは、心筋梗塞、脳梗塞など命のやりとりをするような
重い症状に繋がる可能性がある、ということです。

で・・病院は、薬を飲みましょう、となるのですが・・・

あ、この場合、クスリというのは尿酸降下薬です。
ザイロリックとか、フェブリクとか。

飲めば、たちまちのうちに結果が出るクスリです。
つまり、尿酸値がガンガン下がるってこと。

ところがね・・・
うまい話ばかりではなくて、この尿酸降下薬ですけど、
飲むのを止めると、どうなると思いますか?

飲むのをヤメると・・・元に戻るのです。

クスリを飲んで、せっかく下がった尿酸値は
あっという間に元通り。

ああ、クスリで痛風が治ったんじゃなかったのですね?
ただ、薬で数値を下げていただけなのですね?

痛風が、その薬のおかげで治ったのでしたら、
薬をやめても、尿酸値の数値が戻ったりしないハズ。

たとえば・・
風邪をひいて、風邪薬を飲みました。
おかげで風邪、やっと治りました。
治ったので、風邪薬の服用、やめました。
その途端、
また風邪が ぶり返したりしますか???

しないでしょう?
治ったんですから。

これが「治った」ということです。

止めた途端、病気の症状が元に戻るのは「治った」とは
言いません。

・・・というわけで、

『痛風の薬を飲んでも 痛風は治りません』

・・・・・・・・・・。

生まれつき尿酸を作り過ぎる体質、生まれつき尿酸の排泄がうまくいかない体質など、
遺伝的な体質要素があるので、なかなか尿酸値を下げていくのは
人によってはムズカシイものですが・・

基本は、まずは・・生活習慣の改善です。
食事、運動、よく眠る、ストレス解消、ビールは飲み過ぎない、
肥満解消・・・などなど。

痛風初期症状の人はいいですが、何十年と痛風歴が長くなってくると、
いったん痛風発作が出ると中々、終息しなくなってきたり、
発作が出る回数が増えてきたりします。

一年のうち、大半の時期が痛風発作で歩けなかったり、
日常生活に支障が出るようならば、尿酸降下薬を飲むことを
(真剣に)検討するべきかもしれません。

薬は副作用が怖いですが、すべてのクスリには副作用がつきものですので、
まあ、仕方がないといえば、しょうがないところです。
飲む前に、医師の先生に薬の副作用については、
不安のないよう、シッカリ説明を聞いておきたいです。

近年は、若年層、10代や20代の高尿酸血症、痛風の人が増えているといいます。

私のように年をとってくると、ある程度、まあ、しょうがないかな、
という気もしますが、私は若い人が尿酸降下薬を飲むのは反対です。

若い人は先の人生が長いです。
まだまだ何十年も生きなければなりません。

この薬(尿酸降下薬)は飲み始めると、一生飲まねばならない可能性があります。
飲むのをやめたら、数値は元に戻るのですから。

遺伝の体質などの要因もありますが、まず、
生活習慣、食生活の改善などの、基本的な痛風改善から入っていくべきだと思います。
クスリを飲むのは、それからでも遅くはないです。




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