痛風 腎臓 腎機能障害

痛風と腎臓が、どうして関係があるのか?

痛風って足が痛くなる病気じゃないの?

たしかに、痛風発作が発症すると、足などの関節が腫れあがり、
激痛を伴いますが、もともと、代謝の病気ですからね。
足が腫れるよりも、もっと怖いものがあります。
それが腎機能障害。

どういうことか?

カンタンに言うと、
尿酸値が高いまま放置しておくと、血液中の尿酸の濃度が高いので、
体内の比較的温度の低い、足などの末端の関節・腱などに結晶化した尿酸が
沈着するのです。
これが、じわじわと増えて、溜まり過ぎてしまうと、
激しい炎症、つまり痛風発作の原因となります。

痛風発作は、患部を発熱させることによって、
関節などに沈着した尿酸結晶を溶かそう、とする、
体が身を守るために行う行動です。

ですが、それでも、どんどん体内に尿酸結晶が蓄積していくと、
どうなるのか?

上へ あがっていきます。

うえ?

具体的に言うと、手足のなどの末端に出ていた痛風発作がだんだん、
「膝から上へ」と出るようになります。
これは、尿酸結晶の量が増えてきている、ということを意味しています。

体内に蓄積している尿酸結晶は、いずれ内臓へと沈着しはじめます。
特に腎臓。

腎臓は血液の濾過(ろか)を担当しますが、そのフィルターの部分に
尿酸結晶が溜まり始めます。
はじめは、わずかです。
わからないくらい。

でも、年月が経過してくと、じわじわと増えていって、
腎臓のフィルターに目詰まりを起こしたりします。
すると、腎臓の機能が落ちていきます。

腎臓の機能が落ちてくると、「薄い尿」しか作れなくなってきます。

うすいニョウ?

つまり、尿酸をたくさん体外に排泄したいのに、
尿酸を排泄する能力が落ちるのです。
おしっこが出なくなるわけではありません。

で、尿酸の排泄が減るわけですから、ますます
血液中の尿酸の濃度は高くなり、尿酸値は上がってしまいます。

う~ん、悪循環ですね。
対策は、ないの?

「尿酸値を下げる」 ことです。

それに尽きます。

具体的には、「尿酸値 7.0mg/dl以上」で
高尿酸血症(発作があれば、痛風)と診断されてしまいますが、
「尿酸値 6.0mg/dl以下」が目標です。

尿酸値 6.0mg/dl以下ならば、だんだん体内に沈着した尿酸結晶が
溶けていくのです。
1~2年、かかりますけどね。

痛風の場合、生まれつきの体質の要素が大きく、
持って生まれた体質が、かなり症状を左右します。
つまり、
生まれつき尿酸を多く作り過ぎる体質の人、生まれつき
尿酸を排泄するチカラが弱い体質の人、というのが存在するのです。
これが、痛風体質。
私もそうです。

生まれつきの体質を嘆いてもはじまりませんが、
とにかく、尿酸値を下げる方向へ持って行く。
それ以外に、方法はないと思います。




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