痛風発作のときにロキソニンを飲まないと どうなるか

痛風発作のときにロキソニンを飲まない→

いえ、何もロキソニンでなくても、
ロキソニンの後発薬(ジェネリック)であるロキソプロフェン錠でも、
ボルタレンでも同じことです。

要するに、痛み止めの薬ということ。
いわゆる、消炎鎮痛薬というヤツですね。

私は痛風発作が発症するたびに、いつもロキソニンを飲んでいました。

以前『痛風に負けない。薬は飲まない。』というタイトルの
ブログを書いていたくらいなので、実は、薬を飲むのは大嫌いです。

ですが、痛風発作は激痛ですからね。
っていうか、ロキソニンを飲まなきゃ歩けないので、
仕事に行けないです。

ロキソニンを飲めばスイスイ歩けるわけでもないのですが、
痛みは かなり緩和されるでしょう。

緩和?

緩和ということは、ロキソニンを飲んでも
嘘のようにスッキリと痛みが消えるわけではないのです。

でも、飲まなきゃ仕事に行けそうにないので、
仕方なく・・みたいな。

でね。
ロキソニンを飲めば、痛風発作が長びく、
痛風発作がなかなか治まらない、ということが
だんだん わかってきて、あるとき、
自分が痛風発作が出たときに、発作期間中、
いっさいロキソニンを飲まないとどうなるのか、
人体実験というか、自分で実験してみよう、と
実際に試してみたことがあるのです。

ロキソニンを飲めば、痛風発作が長びく?
どういうこと?

ロキソニンに限らず、いわゆる痛み止めの薬は
痛風発作の激烈な痛みを緩和してくれる、
とてもありがたい薬なのですが・・

いえね。
痛風発作というのは何で起こるのか、というと、
血液中に溶けきれなくなった尿酸(尿酸値 7.0mg/dl以上)
が、体内の比較的体温の低い関節・腱などに結晶化して
沈着していくことが遠因なのです。

まあ、尿酸値が高い(高尿酸血症)ってヤツですね。

で・・
結晶化した尿酸、つまり尿酸結晶が関節などに沈着していくのですが、
これって何年もかかるのです。

自覚症状もなく、少しずつ・・みたいな感じで。

コップに水を入れていくと、いつかは溢れるときが必ず来るように、
関節などに蓄積した尿酸結晶もいつかは限界になるときが。

「限界」になると、どうなるのか?

ついに関節から尿酸結晶が剥がれ落ち、
白血球が異物(いわゆる、敵。ばい菌の類)と勘違いして
攻撃を始めるので。

で・・痛風発作が起こるわけです。

でも、これは痛風発作が発症するメカニズムみたいなもので、
本当の理由ではありません。

本当に理由?

痛風発作が起こる本当の理由は、体がカラダを守るために
痛風発作を起こすのです。

尿酸結晶が溜まりすぎて限界になった関節を発熱させるのですよ。
そして、その患部は腫れあがり、激痛を伴います。

で・・溶かすのですよ。
溜まり過ぎた尿酸結晶を、発熱で。

痛風発作は中々、おさまらない、と思うかもしれませんが、
その期間中、
ずっと尿酸結晶を体が溶かそうとしている期間なんです。

ところが。

ロキソニンなどの痛み止めの薬、いわゆる抗炎症薬は、
血管を収縮させて、炎症を緩和させる働きがあります。

患部を冷やすと考えられている冷湿布も、
「経皮吸収型鎮痛消炎剤」の場合は、
皮膚から微量とはいえ、薬剤を吸収するわけですから、
痛み止めの薬を飲んでいるのと同様です。

つまりね。
これらは患部(関節など)を発熱させて、
尿酸結晶を溶かそうとしている体の働きを
妨害することになるのです。

血管を収縮させるということは、
薬剤により血流を悪くさせて、
白血球を痛い患部に巡りにくくさせる、ということ。

白血球の攻撃の勢いが収まれば、
痛風発作の激痛は緩和されます。

でもね。
炎症が治まると痛みが緩和されて、ありがたい限りですが、
尿酸結晶が溶ける量は、減る。
つまり、あまり溶けない、ということ。

炎症の熱で、尿酸結晶を溶かそうとしているのが
体が自分のカラダを守るための働きなのですから、
熱を取り上げられたら、尿酸結晶を溶かす手立ても
お手上げです。

ですので、

『痛風発作の痛みを緩和させること=痛風発作が長びく』

ということになるのです。

ああ、よかれと思って長年飲んでいたロキソニンも
冷湿布も、痛風発作が治まらない原因を助長させていたのね!?

で・・自分で人体実験してみよう、と考えたのですよ。

激烈な痛風発作が起こっても、いっさい、
ロキソニンを飲まないと、いったい、どうなるのか?

で、結果→

痛風発作の苦しみ、10倍増し、です(涙)   

おまけにね、
腫れている患部だけじゃなく、発熱してしまいました。

なんとなく、頭がふらふらする?

いえ、風邪を引いたとかじゃないんです。

風邪をひいたら、私の場合、
いつも鼻水が出てズルズルになったり、喉が痛かったり、
咳が出たり・・

そういう症状は一切ないのに、なんとなく しんどい。

でも、待てよ?

もしかしたら・・・と、体温計で
熱を測ってみたら、「37度3分」でした。

37度3分なら、平熱だろ?

・・と思うかもしれませんが、普段、私の平熱は
そんなに高くないですからね。

36度3分くらい。

微熱とはいえ、熱が出たのは
もしかしたら、痛風発作と関係がある?

痛みを我慢しすぎて、熱が出た?

いえ、よくわかりませんけど、
血液中の尿酸は「体温が37度以上」になると
よく溶けるようになるのです。

逆に「37度未満の体温」ですと、
尿酸はあまり血液中で溶けなくなります。

痛風発作が出る、ということは、
体内に蓄積した尿酸結晶が多くなってしまって、
いわば「体の緊急事態宣言」みたいなものですから、
もしかしたら。

発熱をさせることで、
少しでも、体内の尿酸を体外へ排出しようと、
体が、目論んでいるのかもしれませんね。

でもね。
理屈の上は、どうであろうと、
足は痛いは、歩けないは、熱は出て しんどいは、
まったく、踏んだり蹴ったり。

いえ、足が痛くて、踏むのも蹴るのも無理ですが。

というわけで、痛風発作のときに
ロキソニン(あるいはボルタレン)を飲まないようにしましょう、
というのは、痛み軽減の面では、あまり推奨できないです。

ロキソニンを飲まないと、体感的に
「痛風発作の痛みは 5割増し」という感じです。

っていうか、ロキソニンを飲むと、
「痛風発作の痛みは 5割減」というのが本当なんですけどね。

もっと痛みが軽減されるなら、手放しで
ロキソニンを絶賛したいところなのですが、
「よく効く薬は副作用も強い」という法則(?)
があるので、まあ・・この程度がちょうど良いのかも。




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