フェブリク飲まない

一般的に「痛風の薬」というのは、
尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)のことを言います。

具体的には、フェブリクとかザイロリックとかが有名な薬剤です。

巷では、痛風の薬(フェブリク錠、ザイロリック錠など)は、
痛風を治療する薬だと考えられていますが、
フェブリクを飲んでもザイロリックを飲んでも
痛風は治りません。

もう一度いいますが、
痛風の薬を飲んでも 痛風は治りません。

ですが、尿酸値は大きく改善、つまり下げることができます。

尿酸値が下がるのなら、痛風を治療しているんじゃないの?

フェブリクもザイロリックも
尿酸値を下げる効果がある薬なのであって、
「痛風を根本的に治療する薬ではない」ということです。
ちなみに、それらの痛風の薬が尿酸値を下げる効果は絶大です。

ただね・・
残念なことに、こんなに尿酸値を下げる効果があるのに、
尿酸値を下がる効果は、フェブリクやザイロリックを
飲み続けている間だけ、なんです。

ってことは、服用を止めると、尿酸値の数値は、
あっという間に元の高い尿酸値の水準に戻ってしまう、ってこと。

だからね。
ずっと痛風の薬を飲み続けましょう、ってなるのです。

フェブリクって、いつまで飲むの?

誰もが疑問に思うことですが
→→→ 一生 飲み続けることになるのが普通です。

死ぬまで飲みましょう、ということです。

ですが、とある医師の先生の話によると、
フェブリクを飲み続けている間に
自身が努力して生活習慣の改善に努めて、
フェブリクはもう飲む必要が無い、
フェブリクを止められるようになった人も
いるそうです。

この発言をしたドクター。
痛風を改善したのは
「フェブリクじゃなくて、実は“生活習慣の改善”の方だった」
って バラしてしまっていますよ。

フェブリクを飲んだら、
大きく尿酸値が改善しますので、
やれやれ、もう大丈夫。

ビールをがぶ飲み、焼肉食べ放題、
運動なんかしない、夜更かしOK、
肥満は気にしない、さあ、今夜も宴会だ!

気が緩む人が多いんじゃないですかね。
今まで節制してきた人ならば、
余計、その反動が大きいような気もします。

フェブリクを飲みつつ、生活習慣の改善に努める人なんて
ほとんどいないのでは?

少なくとも、私の周辺には一人もいません。

生活習慣の改善が好きな人なんて、少ないでしょう。
人生、命に限りがあるのに、大切な時間に
なにが悲しくて、節制とか我慢とか
しなきゃいけないのか?

痛風の薬飲めば、尿酸値が下がるんだから、それでいいでしょ?

ええ、たぶんね。
病院へ行けば、痛風なので病院へ行けば、
どこの病院へ行っても、尿酸値を下げる薬を飲みなさい、
となるので、おそらく、それが正しいのでしょう。

でもね。

全ての薬剤には法則があります。
(あまり知られていませんが)

●効果の大きい薬ほど、副作用が大きい場合が多い

●服用期間が長いほど、副作用の可能性が高くなる
(例外もあります)

ところがね。
フェブリク錠というのは、従来の尿酸降下薬(ザイロリックなど)
よりも効果が大きいのに、副作用が少ないのですよ。

これって・・画期的です。

まあ、少ないといっても「副作用がある」のですけどね。

でも、副作用が大きいより、副作用が少ないほうがいいでしょう。

フェブリクは確かに尿酸を下げることに関しては、とても
優れた薬ですが、フェブリクで肝機能が落ちた、という話、
多いです。
とてもよく聞きます。

まあ、肝機能が低下するおかげで、
肝臓の働きが抑制されて、尿酸を作り過ぎないで済むわけなのですが。

肝臓の働きは多岐にわたるので、
尿酸を生成する働き「だけ」が低下すれば嬉しいんですけどねえ。

「肝機能低下」をとるか、「尿酸値低下」をとるか。

なんか諸刃の剣みたいですけどね。

副作用の全くない、肝機能も落ちなくて、けど
尿酸値が大きく下がる・・・
そんな、夢のような薬が開発されないものか、と
いつも思うのですが、私の生きている間には、
たぶん無理かな、と。

フェブリクも40年ぶりの痛風新薬ですからね。

おそらく、次世代の尿酸降下薬は
フェブリクよりも、もっと効果が大きくて、
フェブリクよりも、もっと副作用が少ない薬ができると思いますが、
果たして、いったい、それが発売されるのか いつのことやら。

さんざん言っておいてアレですが、総合的に判断して、
フェブリク(フェブキソスタット)は かなり優秀な薬です。

昔、まだフェブリクのような優れた痛風の薬(尿酸降下薬)が
なかった頃。

痛風発作が出てしまった私は、近所の病院(内科)へ行きました。

すると、そこの病院の医師の先生は、痛風発作が治まったら、
(お約束ですが)尿酸値を下げる薬を飲みなさい、と。。。

その当時から、薬を飲むのが大嫌いだった私は、
尿酸値を下げる薬が体に与える影響、尿酸降下薬の副作用を
なんとなく知っていたので、黙ってりゃいいのに、
つい、こう言ってしまったんです・・

「尿酸値を下げる薬を飲んだら、肝機能が落ちるから・・・」

そしたら、その医師の先生は、こう言いました。

「そんなことより、腎臓に石が たまる方が怖いでしょ?」

そんなことより?

腎臓が悪くなることに比べりゃ、
肝臓が悪くなることなんか、なんでもない、とでも?

なんか、もっと他に「上手な言い方」というものがあるだろう、
と憤慨した私は、もう、そのときを最後に
そこの病院へ行くのは止めました。

私が今でも あまり医者を信用していないのは、そのあたりから
来ているのかも。

まあ、確かに今にして思えば、
腎臓が悪くなってしまったら、命にかかわってきますからね。
お医者の言うことは正しかったのかもしれません。

今では透析の技術があるので、簡単には
死にませんが、それでも
実際に透析を受けておられる知り合い方の話を聞いたりしたら、
(本当に)大変そうです。

痛風の人は、痛風腎(痛風で腎臓が悪くなり腎不全になること)
という言葉もありますので、決して他人事じゃありません。

なんで痛風に腎臓が悪くなるかというと、
尿酸値が高い(尿酸値 7.0mg/dl以上)の高尿酸血症になると、
血液中の尿酸が飽和状態というか、これ以上、
溶けきれなくなってしまい、結晶化して関節などに
蓄積し始めるのです。

関節や腱に溜まっているうちは、まだいいのですが、
長期に尿酸値が高い状態が続くと、
腎臓の糸球体(濾過するフィルターのこと)にまで
尿酸結晶が沈着し始めます。

すると、腎機能が落ちてくるのですね。

ついでにいうと、腎機能が落ちてくると、高血圧になってきて、
高血圧になると、それが原因で腎機能がさらに落ちてきます。
悪循環ってやつです。

怖いです。

フェブリク(フェブキソスタット)を服用し続けていたら、
こういう心配からは解放されるでしょうね。

だから、薬を飲みなさい、と病院で言われるのでしょう。

ただし、服用を中断したら、
たちまち尿酸値は本来の水準に逆戻りですので、
一生飲み続けることが必要になってきます。

途中でイヤになって服用を止める人も
多いみたいですけどね。
気持ちは よくわかりますが。

薬の最大の欠点は、ね。

飲み続けるのが、面倒くさいとか、薬価が高いとか、
そんなことじゃないのです。

『長期に飲み続けていると、他のところが悪くなってくる』・・のです。

病院では決して、そんなことは教えてくれませんからね。

フェブリクは副作用が少ない、優れた薬剤ですが、
尿酸値が下がるのと引き換えに、肝機能が低下したりね。

数年飲み続ける程度なら、たいしたことはなくても、
若い人で、これから30年、50年と飲み続けたとき、
体がどうなってしまうのか、自分の体はどうなるのか、
誰にもわからないです。
新薬なので、数十年にわたる実証データがない、ということ。

自分にフェブリクを勧めた医者も
おそらく、そのときは、この世にいないでしょうし。

誰に文句を言えばいいの?

それでもね。
多くの人がフェブリクを飲むことを選択します。

なぜか?

尿酸値が大きく下がるから。
痛風発作から解放されるから。
副作用などのデメリットがあっても、
天秤にかけるとメリットの方が遥かに大きいから。

・・・・だと、思っていたのですよ?

でもね。
実際、どうなんでしょうね?

もしかしたら・・
『病院で飲めと言われたから』なのかもしれませんよ?

医者がフェブリクを飲めと言うので、
飲むことにしました。

案外、そんな人が圧倒的に多いのかも。

病院の医師の先生にお願いしたいのは、
患者にフェブリクを処方する前に、
「どういう副作用があるのか」
「今後、体がどうなっていく可能性があるのか」
・・など、多少、言いにくくても、シッカリと
患者に説明して欲しいですね。

私の知る限りでは、事前に副作用の説明をしてくれた先生は、
一人もいませんでしたよ。

まあ、次の患者さんも次々と待っているし、説明なんかに
時間をかけていられないのかも しれませんけど。

対策・・ということではないですけど、
処方していただくときに、医師の先生に
患者側の方から、納得いくまで
「質問すること」をおススメしたいと思います。

質問しなきゃ説明してくれない医師の先生は、
山ほどいますが、こちらが質問しているのに、
答えてくれない先生は、いないでしょう。

フェブリクを飲むと決めたら、一生
飲み続けることになるかもしれませんので、
副作用の面も含めて、自分が納得いくまで
説明してもらうことが大切なような気がします。




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