ザイロリックは止められない?

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● 痛風 ザイロリックは止められない?
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ザイロリックというのは、痛風の薬。
いわゆる、尿酸降下薬のことで、ひたらくいえば、
尿酸値を下げる薬のことです。

ザイロリックのことを痛風治療薬という人もいますが、
この薬を服用している間は尿酸値が下がる効果が享受できますが、
飲むのを中断してしまうと、たちまちのうちに
尿酸値は元の水準に戻ってしまうので、本当の意味での
痛風の治療薬などではありません。

尿酸値を低い水準で維持し続ける薬、という感じです。

それでも、尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が長期に続くと、
痛風発作のリスクも高まるし、将来、腎臓を悪くしてしまう
(いわゆる、痛風腎。痛風が原因の腎不全のこと)
可能性もあったりして、あまり望ましいことではありません。

じゃあ?

痛風リスクのことを考えると、ザイロリックをずっと飲み続けましょう。
ということは「ザイロリックは止められない」ということになります。

つまり、一生飲みましょう、と。
飲み続けましょう、と。

尿酸値を下げ続ける薬は、一生飲み続けなきゃならないの?

医師の先生がよく言うには、
「いえ、ザイロリックを飲み続けながら、生活習慣の改善を試みて
薬を止めることに成功した患者さんもおられます」

それ、ホントなの?

綺麗ごと なのでは ないの?

少なくとも、私の知る限りでは、そんな人は一人もいません。
(私の周辺の狭い話ですが)

痛風の薬を飲んでいて止めた人は、
生活習慣が改善できたから止めたのではなくて、
薬を飲むのが嫌になってやめるのです。

だって、尿酸値、薬を飲んで下がっていますからね。

もう、いいだろうと。
充分だろうと。

ところが、ね。
ザイロリックに限らず、せっかく低い水準まで下がっていた尿酸値は、
たちまちのうちに、元の、薬を飲む以前の頃の、高い数値に
戻ってしまうのですよ。

医師が薬を飲むのを止めていい、と言うことは、まずないので、
自分で飲むのを止めるのですけどね。

飲むのが嫌になったり、とか。
毎回、飲むのが面倒だったり。
薬をもらいに病院に行くヒマがなかったり。
飲み忘れてばかりで、もういいや、という感じになったり。

|★ ザイロリックより、フェブリク
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ザイロリックを飲むのを止めるのには、面倒だから、とか
そういう理由ではなく、フェブリクに切り替えるから、
ザイロリックは止める、というパターンもあると思うのです。

フェブリク(フェブキソスタット)は、40年ぶりに
発売された、痛風新薬ですからね。

ザイロリックよりも尿酸値を下げる効果は大きく、
ザイロリックよりも副作用は小さいそうで。

しかも、ザイロリックは腎臓が悪くなってしまった人は
服用できませんが、フェブリクは排泄経路が違うので、
フェブリクなら服用可能です。

さらにフェブリクは、1日1回の服用で良いので、
ああ、いいことばかりじゃないですか。

これからの時代、痛風の薬(尿酸降下薬)といえば、
フェブリック錠 (正しくは、フェブリク錠)です。

これから飲むなら、フェブリクを選ぶべきです・・って、
そういうことは、医師が決めることですが。

ところが。

痛風に罹病して病院にいって、全ての患者さんが
フェブリクを処方してもらえるのかというと、なぜか、
この時代なのに、ザイロリックを処方された・・という
ケースもあるそうです。

その、医師の先生には、なんらかの考えがあるのでしょうけど、
どうなんでしょうね。

ある人が、痛風なんですけど、今まではザイロリックを飲み続けていて、
いつもの病院で、これからはフェブリク錠を処方してもらえないか、
と頼んでみたことがあるそうです。

結果、フェブリクは処方してもらえなかったのですが、
その理由というのが、

「フェブリクはまだ発売されてから日が浅く、
実際の患者が何十年と服用し続けた・・という、ナマのデータがないので、
副作用の面で心配。
従来からのザイロリックの服用を続けましょう」

・・・という返事だったそうです。

う~ん・・先生、たしかに、ごもっとも では ありますが。

そういう実際のデータが出揃う頃には、
何十年も経過していて、我々、年をとっちゃいますよ。

っていうか、その頃には、もう死んでるかもね。

長い臨床を経て、フェブリクは副作用が(ザイロリックよりは)
少ないと明言されているので、そこまで心配しなくてもいいのでは。

たしかに薬には副作用がつきものですが、
いったん、飲むと決めたら、飲み続けきなゃならないのが、
痛風の薬(尿酸降下薬)の性(さが)でしょう。

じゃあ、それなら、ザイロリックよりも、フェブリクに
切り替えるべきでは?

・・・と思うのですが、まあ、主治医の先生が
そうおっしゃるなら、仕方ないですね。

たしかに新薬には、後から、いろいろ
わかってきたりすることも ときどき、ありますが・・・
私なら、この際、フェブリクを処方してくださる、
別の病院に鞍替えしますけどね。

これからの時代は、ザイロリックではなく、
フェブリクが主流ですよ。

でも、これから新たに飲むなら・・という話なので、
今までからも、ずっとザイロリックを飲み続けている人は、
その切り替え時とか、そういうことは
主治医の先生に相談してくださいね。

案外、そういうふうに言えば、すっ・・と
フェブリクを処方してくださるかもしれませんが、
言わなきゃ、ずっとザイロリックを処方し続ける先生も
いるかもしれませんしね。




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